青い風船の日々

好きなもの、楽しかったことの記録。

【感想】生誕130年記念 奥村土牛@山種美術館

やぁ。青い風船です。

 

先日、山種美術館で開催中の

山種美術館  広尾開館10周年記念特別展】生誕130年記念  奥村土牛」に行ってきました。

正式名称を書くと長い…。

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1966(昭和41)年、東京・日本橋兜町に開館した山種美術館は、2009(平成21)年10月、渋谷区広尾に移転して新美術館をオープンしました。2019年、広尾開館10周年を記念する特別展第一弾として、当館と縁が深く、同年に生誕130年を迎える日本画家・奥村土牛(おくむらとぎゅう)(1889-1990)に焦点をあてた展覧会を開催します。当館の創立者・山﨑種二は、「絵は人柄である」という信念のもと、画家と直接関わり合うなかで作品を蒐集しました。特に土牛とは親しく、まだ無名だった研鑽時期の支援から約半世紀にわたり交流を続けた結果、現在、当館は135点に及ぶ屈指の土牛コレクションで知られています。

山種美術館HP(http://www.yamatane-museum.jp/)より~

 

山種美術館には個人的に思い入れが強くてですね。

行こうとして、たどり着けず、あきらめて帰った過去があるんですよね。

恵比寿駅からのアクセス、ちょっと難しくないですか?みなさん簡単に行けましたか?

私は方向音痴なせいか、最初に行ったときは公式HPの丁寧な案内図を見てもたどり着けず、「駅から徒歩10分」て書いてあるのに20分以上歩いてもたどりつかないから、疲れ果てて帰ってしまいました…。

そのときは非常にくやしい思いをしましたが、行き方がわかった今では悠々と通えます。

ただ、私の体感では「駅から徒歩15分」ぐらいはかかる気がします。 わりとしんどい。坂道を登っていくからでしょうか。

 

~私のように道に迷っちゃった方へ~

JR恵比寿駅西口、あるいは東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口を出たら、まず恵比寿駅前の交番の前に行きます。そのまま交番の横を道なりに歩いて、落書きの描いてある山手線の線路の下を進みます。その後すぐ右手側にモスバーガーが見えてくればOK。そのまま進むと歩道橋があるので、歩道橋を使って道を渡ります。渡ったところに不動産屋があるので、そこを右手にして道に沿ってあとはひたすらまっすぐ進む!そうすると上の写真のように、シックな黒い扉の山種美術館が現れます☆

 

「生誕130年記念 奥村土牛」について

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山種美術館は休日でもわりとすいている印象ですが、今回はちょっと混んでました。とは言っても「奇想の系譜展」とか「フェルメール展」に比べたら全然大丈夫です。余裕でゆったり見られます。私は山種美術館がすごく好きなんですけど、このあまり混んでないっていう点も好きな理由の一つです。

今回の展覧会は、山種美術館の初代館長と親交が深かったという奥村土牛の作品を紹介するもの。
土牛作品は全体的に温かみがあって、やわらかくて可愛らしい感じでした。

「土牛」っていう簡素なサインがよく似合うような、クドくなくて、日常的にそばにあるような絵。

 

MYベスト3!!

今回の展覧会で、気に入った作品ベスト3を発表します!

3位《枇杷と少女》 1930(昭和5)年 山種美術館

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ビワのやわらかなオレンジ色がきれい。そのオレンジの中の黒色の塗り方も、周りの葉の深い緑色も良い感じ。少女がめちゃくちゃはじっこにいるのが逆に気になる存在になっていて、 いいバランスだと思います。

 

2位《醍醐》 1972(昭和47)年 山種美術館

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前に一度見たときはそこまで気にならなかったのに、今回はかなり印象に残りました。やっぱり絵を見るときのタイミングとか、自分の心持ちによっても絵の印象って変わってくるんでしょうか?

桜の花の淡いピンク色がかわいらしくて、春に桜を見るときの自分の感動が思い起こされました。「桜の花の色ってどうやって生まれるんだろうっていうぐらい綺麗だよなぁ」とか、「どうやったらこの色を保存できるだろう」とか。

 

1位《吉野》 1977(昭和52)年 山種美術館

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「【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】生誕130年記念 奥村土牛奥村土牛《吉野》山種美術館

この作品のみ、撮影可でした。嬉しい! イチオシってことでしょうか?

私の中でも今回のベスト1。

1位な理由は好きだから、としか言えない。青・緑・ピンク・白の色の連なりがきれい。画面の中の形も色も、単純なようで混みあっていて、でも全体としての印象は簡潔で、それで十分というか、それが良いんです。 

 

他にも、セザンヌに影響を受けたという《雪の山》(1946年)も好きでした。たしかにセザンヌっぽいけど、セザンヌにはない色合いや、日本画ならではって感じがして良い。

あと、《兎》(1947年頃)もすごく可愛かった。

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兎も花も、ころんと丸いフォルムなのがカワイイ!兎の背中をなでなでしたい。

 

鑑賞後は、カフェ「椿」で一息。

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私が山種美術館を好きな理由。

*あまり混んでない&あまり広くないからゆっくり鑑賞できる

*心が落ち着くオシャレな建物

*私の好きな近代日本画の名品が多い

 

そしてコレです!

*カフェ「椿」で一息つくのが最&高

 

山種美術館にある、おしゃれなカフェスペース「椿」。いつも開催中の展覧会にちなんだ和菓子がメニューに入っています。青山の老舗菓匠「菊家」に特別にオーダーして作ってもらっているそうです。
↑の写真で私が注文したのは、今回2位に選んだ《醍醐》をモチーフにした和菓子「ひとひら」。桜茶とのセットで1,000円です。

・・・高いと思う?

いいんです!これぐらい払う価値アリなんです!

 

かくいう私も、以前はこういうの「高いし無理・・・」ってあきらめてました。でも、一回思い切って頼んでみたら、その快感に目覚めたんです。道沿いのガラス窓から差し込む光のあたるカフェで、見た目も美しく、味もおいしい和菓子を楽しみながら、美術展の余韻にひたる・・・。なんという贅沢な時間。めっちゃ幸せな気分になれます!そして美術展の記憶が、より強く楽しい思い出となって残る気がします。
 

だから山種美術館に足を運んだ際には、ぜひカフェにも立ち寄ってみるのがオススメです! 

 

今回GETしたもの~♪

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・絵はがき・・・各108円

 

「生誕130年記念 奥村土牛」は2019年3月31日(日)まで、山種美術館で開催中です。

日本画の専門美術館 山種美術館(Yamatane Museum of Art)

 

土牛のあたたかい絵と、日当たりの良いカフェで日々の疲れを癒しましょう~♪

 

以上、青い風船でした(/・ω・)/